吉本興業所属の人気お笑い芸人「サバンナ」の八木真澄さんが書いた著書『年収300万円で心の大富豪』を読んでみました。お笑い芸人として長く活躍しながらも、ファイナンシャルプランナー1級の資格を取得するなど、多才な一面を持つ八木さん。今回の書籍は、そんな彼が伝えたい「幸せの本質」について書かれています。
この記事では、八木さんの本に込められたメッセージや、私が実際に読んで感じたことをお伝えします。
サバンナ八木さんのプロフィールと本を書くに至る背景
八木さんと言えば、サバンナの「八木ちゃん」の愛称で親しまれる天然なキャラクターとユーモアで有名です。相方の高橋さんと共に、長年お笑いの第一線で活躍されています。学生時代から見てきた私にとっても、彼の存在は身近で、安心感のある「笑いのアイコン」のような存在でした。
そんな八木さんですが、最近ではニュースでファイナンシャルプランナー1級という難関資格を取得したことが話題に。これは現役の銀行員でも難しいと言われる資格で、八木さんの努力家な一面が垣間見えます。また、かつてなかやまきんに君と組んだ「ザ☆健康ボーイズ」でも知られるように、コツコツ筋トレを続ける粘り強さも彼の魅力です。
『年収300万円で心の大富豪』のメッセージ
八木さんの著書で印象的だったのは、「幸せはお金だけでは測れない」というテーマです。以下に本書で語られていた主要なポイントをいくつか挙げてみます。
1. 自分の幸せを見つめ直す
八木さんは「幸せは人それぞれ違う」と繰り返し述べています。例えば、彼はおしゃれに興味がなく、毎日同じ服を着ることにしているそうです。おしゃれが好きな人には理解しづらいかもしれませんが、服を選ぶ時間や労力を省くことで、彼自身は負担が減り快適だと感じているのです。
2. 外に幸せを求めない
本書を読んで私が最も心に響いたのは、幸せは外にあるのではなく、「自分自身の内面から見つけ出すもの」だという点です。私たちは、周りの状況や他人と比較して自分の不幸を感じることが多いですが、八木さんは自分の心が本当に何を望んでいるのかに目を向けることの大切さを教えてくれました。
自分の生活と照らし合わせて感じたこと
社会人生活が長くなると、他人と比べてしまう場面が多くなります。私も同年代で高収入を得ている人と比べて落ち込むことがありました。しかし、この本を通じて、自分が本当に求めている幸せは何なのかを見直すきっかけを得ました。
例えば、「ストレスを発散するためにお金が必要」と思っていましたが、そもそもストレスを感じない生活が送れれば、お金を使う必要もないのではないか?と気付かされました。目的と手段を履き違えないことの大切さを教えてくれる一冊です。
まとめ:『年収300万円で心の大富豪』は幸せを考え直す良いきっかけに
八木さんの書籍を通じて、「自分にとって本当の幸せとは何か」を考える大切さを学びました。この本をきっかけに、八木さんの努力家な一面や彼の考え方にもさらに好感を持ちました。幸せを外部に求めず、自分の心と向き合う大切さを学べる、素晴らしい一冊です。
これからも八木さんを応援したいと思います。気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください!